8月3日、4日、学会発表のため、
イタリアのベネチアに行ってきました。
ユニバーサルデザイン(UD)の視点で撮ってきた写真を見返してみます。
ヴェネチア・テッセラ空港、通称マルコ・ポーロ空港には、
カウンターや出発ゲートなどの順路に続く赤い点字ブロックがありました。
日本の黄色い点字ブロックのように、
一枚ずつ独立しているものではなく、
弾力性のある長いゴム製(?)のシートのようでした。
サンタ・ルチア駅のわたしが歩いたホームには、
転落防止のブロックは見あたりませんでした。
でも、他の方のブログをみると、
別のホームには点字ブロックが置いてあるようです。
ベネチアの街並みはとても美しく、
どの写真を見てもそのまま絵葉書になりそうなものばかりです。
美しいですね!
ただ、
ここを白杖を持って、もしくは車椅子で、
移動するとなると困難を伴いそうです。
観光の目玉となるものを残しながら、
ユニバーサルデザインを取り入れるというのはどのようなものなのでしょうか。
2020東京オリンピック・パラリンピックに向けて、
日本は「ユニバーサルツーリズム」を目指しています。
ユニバーサルツーリズムについて | 観光産業 | 政策について | 観光庁
どのように街が変わっていくか、楽しみですね。
今回のベネチアの発表では、
多くのみなさまにご助言やご示唆をいただきました。
私共の発表に来てくださったみなさま、
本当にありがとうございました。
海外UDシリーズ、
今後も続けられるように調査、研究をがんばります!